【ハリファックスへ】
ケベックでは列車事故の影響で7日間の滞在となった。
次に向かうはノヴァシスコア州の州都ハリファックス。マリンスポーツも盛んな港町だ。
列車が街に近づくにつれ海が良く見える。大きな工場の周りには船がたくさん集まっていた。
海運業が盛んな感じだ。
駅に到着すると預けていた荷物を受け取り駅をでた。そして
信号待ちをしていると3人の男が声をかけてきた。その横にはさ
っき駅にいた麻薬犬がいた。つまり警察の人達だ。ここカナダで
は大麻を吸っても罪にはならない。ただ、売買するのはいけない
らしい。何でこの寒い季節に旅行をしているのか、荷物には何が
入っているのかなど、色んなことをねほりはほりと聞いてきた。
きっとオレを麻薬のバイヤーだと思ったんだろう。
当然、潔白である。
【ハリファックスの町並み】
ここハリファックスは海に面している。お洒落な港を歩くと大きな海賊船がたくさん停泊している。
この風景を一言で例えると「ガリバー」だ。この街はカナダの中でもアジア人の割合が少ない。
街をあるけば白人がたくさんいている。英語の勉強をするために敢えてこの地を選ぶ人もいるようだ。
街の時計台はここの住人の誇りのようだ。
【ハリファックスの旅人たち】
ここハリファックスには3日ほど滞在した。特に街のシンボル時計台が印象的だった。
晩になるとホステルの旅人達がキッチンで一斉に食事を作り始める。
いくつかのホステルをまわったが、ここは比較的に綺麗で広かった。
キッチンの後ろには大きなテーブルがあり、旅人達の交流にはもってこいだ。
アイスクリームにケベック産メープルシロップをかけて食べていると、旅人達は
「とても美味そうだ」と気さくに話かけてくる。「ケベックに行ってきな」、
ととっさに切り替えしたものだ。
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